1947-11-04 第1回国会 参議院 予算委員会 第15号 十月十三日の朝日新聞にも出ておりますが、皇室経済委員の松本さんに対して遺書として、「拝啓益々御清適の段奉賀候陳者先般戰災老人の訴えなる一文高覽に供し候処、其後生活は彌々窮迫し、最早天壽を保つ能わざるに至り候、然るに小生と同一境遇にある戰爭犠牲者も多数あることと信じ、この窮状を天皇陛下及び非戰爭犠牲者に討うる手段として、宮城前にて自刄を決心致し候、ついては戰爭犠牲者に御同情の上その援護強化の輿論喚起にこの 木村禧八郎